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佐野工船
2007年02月26日(月) 
 先日、小生が多感な10代を送った埼玉県は三郷に足を運んだ。
 中学の同級生の車に乗り、運転席に奴、助手席に小生。お互いのダメ人生、ダメ生活、ダメ人間っぷりを罵り合いながら向かった。
 小生が通った中学校は周りに何も無い、まさに荒野の真ん中に建つ。周囲に見えるのは田んぼが少しと産業廃棄物とエロ本の山、そして“東洋一”と鳴り物入りで造られた三郷インターチェンジ。全校生徒が自転車通学という事実がこの辺境っぷりを物語っている。名作『風の谷のナウシカ』の死の七日間の後の地球、名作『マッドマックス』の信じれられるものは力のみ!の世界を想像していただければ結構。

 だがしかしっ!
 たった1〜2年ご無沙汰していただけなのに、そこは異次元空間に迷い込んだかの如く様変わりしていた。
 バカでかいイトーヨーカ堂に、10スクリーン以上はあると思われるシネコン、大手家電量販店にホームセンター、飲食産業、それに付随する大駐車場。そこには完全なる“不夜城”が完成していたのであった。しかも新しい道路はまだまだ工事中。建設中の建物も。荒野の真ん中に建ち、そのあたりでは一番大きな建物であった中学校がちっぽけに見える。つーか、他の建物にさえぎられて見えない。
 恐ろしい。
 確かに、小生が中学生の頃から、この広大な荒野を利用した『アメリカばりの巨大ショッピングモール』建設計画は耳にしていた。しかし、まさか実現するとは思っていなかった。
 そしてそこから車で10分ほど走った場所には、『つくばエキスプレス』開通による新駅完成で、突貫工事で作った張りぼてのような真新しい街が出来上がっていた。
 この『つくばエキスプレス』計画(当時は常磐新線計画と呼ばれていた)も小生が小学生の頃から話はあった。しかしこれも実現するとは思わなかった。
 
 あれから十数年。実現するとは思わなかったことが目の前にこれほどはっきり現れるケースも珍しいと思う。だが考えてみる。同じ十数年、ここでは便宜上20年としよう、この20年でさえここまでの変化があった。これを終戦直後の昭和20年から40年の20年間に置き換えてみるとどうだろう。焼け野原から東京オリンピック。この変化は劇的だ。その時代を生きた世代の感慨たるや如何ばかりか。
 しかし先日、映画『バブルへGO!』を観たが、確かにほんの少し前まで携帯電話は無かった。小生も大学生になってから持った。携帯は無くとも高校生活をエンジョイ!できた。それを考えると、自分の生きる“今”にも常に変化があるわけで・・・。
 でも、ほら、あれでしょ、我々は生まれた時からテレビがあって、冷蔵庫があって、洗濯機があって、それが当たり前で暮らしてきている。あの戦後の、日に日に暮らしが豊かになっていく実感。あれは味わえないんだろうなぁ。
 
 話が大きく脱線してしまったが、言いたいこと、メッセージ、そういったものは佐野工船には無いわけで・・・。

 その後、数時間、旧友と何を話していたかというと・・・競馬の話であり、最終的に話はどこへ言ったかというと・・・・・

 「おもいっきり競馬ゲームしたいね」

という結論に至り、そこからまた数時間競馬ゲームの話。

 街は、時代は変わっていくが、ボクたちはあの頃と何にも変わっていない・・・今日はそんな話。


 ちなみに最終的にやりたいゲームとして行き着いたのはPS2の『ジーワンジョッキー4 2006』と『ダービー馬をつくろう5』であった。やりたいが、そんな時間は無いのだよ!

2007年02月19日(月) 
 
 映画 『ドリームガールズ』、抜群に面白い。 早くも2007年最高の1本の予感。

2007年02月14日(水) 
 今日は、

 バレンタインデ〜イッ!

 しかもたまたま稽古日で稽古場にみんな集まる日だってんだから楽しみだ。(本当にたまたま稽古日です。狙ってるわけじゃない。狙ってると思われたら恥ずかしくって、お天道様の下でチョコレート食べられません。)

 宅急便が届きましたよ。いろいろな方から。去年よりは少なかったですが・・・・・。
 数じゃない。気持ちの問題だ。
 嬉しいじゃありませんか!本当に我々恵まれてる劇団員ですよ。
 みんなでパクつきました。
 「うめぇ!うめぇ!」
 ってみんな口々に言いながら。本当に言うんですね。びっくりしました。だって本当にみんな、
 「うめぇ!うめぇ!」
 って、進駐軍に群がるガキどものように。
 吉田十弾に至っては、チョコレートがたくさん届くだろうと、口直しの塩せんべい持参で稽古場に来ましたよ。よりたくさんチョコをいただけるって寸法だ。流石である。

 バレンタインデーというと、マスコミでは盛んにおニャン子クラブの『バレンタインデーキス』が流される。クリスマスソングは驚くほど氾濫しているのに対し、バレンタインデーを歌った印象的な曲が少ない事実を如実に示している。
 ここが狙い目である。
 宣言しよう、

 TMHのCDデビューは、不朽のバレンタインデーソングを狙う!

 あ〜あ、佐野工船に書いちゃったから、こりゃパクられるな。あ〜あ。(誰がだっ!)
 だってTMHのCDデビューっていつだよ。ホント。TMHで紅白出たいなぁ。絶対面白くなると思う。不朽のバレンタインデーソングを引っさげて。
 だれかデビューさせてくれる奇特な人はいないかね。作りますよ、曲。小生と柳生さんと、兄ィで。
 


 数あるチョコレートの中で、小生個人宛に届いたものはたったの一つ・・・・・。

 悔しくないもんねっ!

 小生の一個は、小生が子役の先生をしていた時の教え子の小学一年生の女の子からである。宅急便の伝票を書くのにも一苦労だったろう。手作りチョコに、心のこもった手紙付き。
 
 あれ?なんだかこのチョコ、しょっぱいや。あれ?目から何か流れてくるよ。

 嬉しいんです。

 
 
 皆様、ありがとうございます!
 皆様からのチョコレートで、我々も頑張る気が起きるんです。これホント。毎年ホントやる気が湧いてきます。
 皆様のご愛顧に応えられるよう、劇団員一同精進致しますので、今後ともよろしくお願いします。
 バレンタインデー大好き。


 追伸
 一年生の女の子からはもう一つ包み(小生のより若干小さい)と手紙が。
 『すくないけど、ほかの人にもあげてね』
 優しい子である。
 

2007年02月07日(水) 
 まずは掲示板で聞かれたことに答えよう。
 落語会、タイトルは『落語闘士〜ラクゴディエーター〜』っていうんだけど、出ることになりましたよ。諸般の事情で不参加の考えもあったけど、みんなのを見たら自分も絶対出たくなるだろうな、と、参加を決めました。う〜ん、楽しそう。
 公演時の“差し入れ”これは嬉しい。正直なところ何を貰っても嬉しい。自分では買わないようなものをお客様からいただいて新たな味覚を発見することだって多い。要は喰い意地が張っているということだわな。食べ物限定ってわけじゃあない。つい最近差し入れでいただいて、使い勝手が良かったのはシャネルのコットン。面白いねぇ。メイクで使わせてもらってますよ。イイ。でもね、本当に何を貰ってもマンセイ!なの。なんでも嬉しい。
 がしかし!
 ここは折角の質問ということで、敢えて、敢えて言うならこんな差し入れが欲しいと言うのを書こうと思う。うん、これが喰い意地。
 まず第一位!

 仙台銘菓『萩の月』

 これは日本一美味しいお菓子だね。第二位!

 『ウイダーインゼリー』

 これはねぇ、重宝するんです。はい。
 重ねて言いますよ。何を貰っても嬉しいんです。要は何かよこせってことだ。

 ・・・・・すみません。すぐ謝る。これがいいところ。

2007年02月06日(火) 
 先週の土曜日、結婚式の営業に行ってきた。
 新郎がTMHのお客様。ありがたいことに晴れの日に呼んでくだすった。後悔してないといいが。あ〜とぉ〜の、まぁ〜つぅ〜りぃ〜よぉぉ〜!ひばり風に。

 何度も書いているが結婚式というのはいいね。幸せのお裾分けにあずかってる気分だ。
 祝い事は大好き。

 お二人さん、お幸せに☆


【写真】本番直前、控え室であるホテルの一室にて。
    より良いものを目指し、本番5分前までフリップを作り続ける哀ちゃんの芸人魂!
    (ホテルの部屋にダンボールが広がってるの初めて見たよ・・・)
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2007年02月02日(金) 
 ここんとこ忙しくて佐野工船ご無沙汰していたが、実は去る1月29日、前回メジャーカレー敗北で身を崩し、荒れた生活を送っていた小生に、とあるプロモーターから、とあるカードが持ち込まれた。

 1月29日。心ある佐野工船読者諸兄姉ならこの日が何の日だか解っていることだろう。わからない人にはヒント。【29日】・・・・・もう判っちゃったネ!そう!毎月29日は【ニク(肉)】の日だ!(誰もわかんなかったろうな・・・)

 東京都内のある場所にひっそりと佇む、メキシカンテイストのとあるステーキハウス。駅からは遠く、車を持っていない者には非常にアクセスの悪いその立地、全てが謎に包まれた東京の秘境、ミステリーゾーン・・・。エルアミーゴという世田谷区のステーキハウス。ヤフー検索で一発ヒット!
 その店、ナント!毎月29日はステーキ全品3割引!
 その日を狙って好カードが組まれた。相手は1kgステーキ!

 小生、ステーキ大好き☆
 世の中、肉というとやたらと焼肉を賛美する傾向にあるが、忘れてはいけない。純粋に肉塊を焼き、喰らう、という点においてはやはりステーキが王様。人間であることを忘れ、一匹の野獣として肉と向き合うことができるのはステーキのみ。アメリカは嫌いだが、そんな小生もステーキハウスではアメリカ人と意気投合、がっちり腕を組み合わせてビールジョッキを口にするであろう。ビバ☆ステーキ!

 ということで毎度お馴染みヤギー蟇油を伴ってエルアミーゴへ。

 さすが肉の日だけあって外に石油ストーブが持ち出され、待ち人が列を成す。15分くらいで入店できた。席に着く。注文はもちろん1kgステーキ。そしてAセット(ライスまたはパン、サラダ、スープ、飲み物)。
 
 だがしかしっ!
 店内のとある掲示物に小生とヤギーの目線が釘付けになった。

 【チャレンジ!2kgステーキ】

 2kg食べたらタダ・・・・(定価¥12000)。
 二人は凍った。
 1kgチャレンジ!とか言って意気揚々遠征してきたのに、1kgなんて全然“チャレンジ”じゃなかったのね・・・。2kgに挑んで、初めて“チャレンジ”だったのね・・・。
 いきなり負けた気持ち。
 バラモスがラスボスだと思ってたらそのバックにゾーマがいた感じ。判りづらいな・・・。
 ここで朝青龍に勝てば横綱昇進が決定すると思っていたら、勝ったとしてもその晩、横審・内館牧子と寝ないと横綱になれないと知らされた瞬間、みたいな感じ。結局判りづらいな・・・まぁいいだろう。
 兎に角、出鼻を挫かれたのは事実。ヤギーに、
 「2kgいく?」
 と尋ねると、
 「いや、1kgでいいでしょう」
 と流されない彼がいた。大人になったな、ヤギー。

 今の小生は内館牧子を相手にする必要は無い。目の前の朝青龍に挑めばいいのだ。そう自分に言い聞かせて、運ばれてきた1kgの肉塊と、そのまわりに配置された80万で朝青龍に星を売った小兵たち(Aセット)に宣戦布告をした。

 正直、メジャーカレーよりちょろいと思った。
 一番は揚げ物が無い。メジャーカレーの時はカレー上のフライたちにスタミナを奪われた。今回はそれが無い。焼いただけの肉なら意外とイケるのだ!
 前回に比べ、食べながら会話が弾む小生とヤギー。楽勝!楽勝!倒すのは時間の問題。

 だがしかしっ!
 敵は甘くは無かった。
 脂身。
 これには参った。ジューシーなダメージ。気持ち悪い。
 そして何より小生を驚かせたのは、敵がダメージを与えてくるのが胃ではなかったことだ。それはどこか?それはアゴ!
 そう、ひたすら肉を噛み続けると、アゴに故障が発生するのだ。1kgの肉を咀嚼するアゴの運動量は、日常生活におけるそれとはレベルが違う。まして相手は時間が経てば経つほど冷めて硬くなるステーキ!小生のアゴはオーバーヒート状態。書き入れ時のヘルス嬢のアゴのようだ。

 半分までは余裕綽々で平らげる。4分の3、ここまでも軽く食べられる。
 あと4分の1、約250g・・・ここからが進まない。
 どうしよう・・・。肉をフォークで突ついてみる。・・・・・変化なし。
 そうだ!肉の塊だから多く見えるだけで、全て細かく切り刻めば見た目も少なくなって、一口ずつ倒していけばいいんだから楽チン!・・・・・刻まれて皿一杯に広がった肉。一気に肉の量が増えたように見える。視覚的ダメージ。
 味を変えるためにチリソースをかけてみよう!・・・・・ひと切れだけ消化。
 苦戦してるヤギーを見て精神的にゆとりを持とう!・・・・・ヤギー、脂身だけを残して最後に一気に喰う作戦に出た為、きゃつの皿の上は脂身の塊だけがブヨブヨ残り、吐き気をもよおす。なんでそういう気持ち悪いことを思いつくのか、怒りを通り越して憎しみを覚える。
 

 
 やーめたっ!
 もうた〜べら〜れな〜い。
 こんな辛い思いしてステーキを食べるなんて、い〜みな〜いじゃ〜ん。
 ごちそうさまでしたっ。

 ああそうですよ。食べ切れませんでしたよ。残しましたよ。べ〜だ。
 大食いなんて何の生産性も無い、飽食日本の愚の象徴だよ。世界には満足に食べられない子供たちもいるっつーの!や〜めた、やめた。
 なに?ヤギーは全て平らげたかって?食べてたよ。あの子は。よく食べるね。最後に脂身だけ食べる姿は圧巻。俺にはできないな、って思いましたよ。
 
 引退さッ!公約は守ります。
 もう、小生、大食い、やめます。ハイ。




 “老い”を実感した1月29日、肉の日。
 小生の中で何かが、終わった・・・・・。



 【写真】:またもや食前、余裕の小生とヤギー脂身(本日改名)。ヤギちゃん、完食おめでとう!本当は羨ましかったんだよ・・・。

 
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